砺波の営みを、次代へ、世界へ。

守ることは、
変えないこと
ではない。

日本酒は、このままでいいのだろうか。
これまでの延長線上を歩むだけで、
あるいは上辺の目新しさで飾るだけで、
これからの時代に、愛され続けるだろうか。

従来の日本酒と酒造りを問い直し、
これからの日本の酒を生み出すために、
若鶴酒造は新たな itonami を始めました。

それは、私たちがこれまで続けてきた営み、
培ってきた製法や扱ってきた原料にとらわれず
新たな酒と酒造りのあり方を確立する挑戦です。

あくまで日本酒としての枠組みを守りながら
現代を生きる人たちの暮らしや嗜好に寄り添う。
そんな新しい日本酒 itonami を
富山県砺波平野から、世界に届けます。

itonami は、これまで若鶴酒造が用いて
こなかった製法や原料にも挑みながら
「これからの日本酒」を現代に、
そして世界に提案します。

新しい日本酒をつくるため、
あえて酒造りの原点へ。

現代人のライフスタイルや嗜好に合う低アルコール原酒でありながら
豊かで深みのある味と香りをしっかりと備えている。
それが、itonami 2024 で目指した理想の酒質です。
その実現に向けて、この年の酒造りで若鶴酒造株式会社として
初の生酛造りに挑み、多層的な味わいと飲みやすさを両立しました。

富山の自然と文化の営みが、
この itonami につながっている。

原料には若鶴の酒造りに欠かせない砺波の水と富山県産酒米を用い、
さらに、低アルコールでも十分に発酵することが求められる酵母は
富山県農林水産総合技術センター食品研究所が単離した新しい酵母を、
また菌が持つ自然の力を拠り所とする生酛造りに不可欠の乳酸菌は
富山の伝統発酵食「かぶら寿し」由来の乳酸菌を用いています。

あなたが営む日々の暮らしを、
彩る itonami であるように。

メロンや洋梨のようにフルーティながら落ち着いた香り。
口に含むと広がる甘みと、その後の豊かな旨味と酸味。
itonami 2024 は、幅広い方に、どんなシチュエーションでも
楽しんでいただける日本酒として完成しました。
富山らしく、新しい。そんな日本酒をぜひお楽しみください。

  • 原材料名米(国産)、米こうじ(国産米)
  • 原料米富山県産山田錦100%
  • アルコール分13%
    低アルコール原酒/生酛造り/低アルコール酵母使用
  • 内容量720ml