2024/03/21
4月5日(金)に大正蔵で開催を予定しております、農業醸造家 八木 健太郎氏の講演会についてご案内いたします。
八木氏は「ドメーヌ蒸留所」の立ち上げにむけ、鹿児島を拠点に活動する農業醸造家です。地元の自然豊かな環境で栽培されたサツマイモを使ったスピリッツを製造することを計画しています。
以前から焼酎蔵で社長兼製造責任者を務めながら、農業と醸造を並行して行う「農醸一体の造り」を体現してきました。自身の哲学と手法を込めて酒造りを行い、世界的にも注目される焼酎を生み出してきました。しかし、突然の事態により焼酎造りに携われなくなりましたが、再び酒造りを志し、地元でドメーヌ蒸留所を立ち上げることを目指しています。
クラウドファンディングを通じて、サツマイモの栽培の支援を募り、焼き芋や“蜜滴やきいもジェラート”などの商品を開発するなど精力的に活動しております。
○農業醸造家・八木健太郎氏のクラウドファンディングプロジェクト
https://camp-fire.jp/projects/view/728818
◆講演概要
ご講演:「農業と醸造の可能性 ~ドン底を見た農業醸造家の過去・現在・未来~」
不可能と揶揄されながら、10年掛けて独自構築した農業醸造一体”ドメーヌ”の芋焼酎実現への道なき道のりと、そのことで酒造に何が起こったか、農業の魅力を交えながらお話しします。そして独立した今、次に何をしていくのかを現在未来でお話しします。
日時:2024年4月5日(金)18:00~19:15(予定)受付開始17:00~
会場:若鶴酒造株式会社 大正蔵
富山県砺波市三郎丸208
◆八木健太郎氏プロフィール
農業を活かした造りを得意とする、農業醸造家。鹿児島の実家の酒造会社が再興するタイミングの2004年帰郷。2007年鹿児島大学院醸造学科に入学し、仕事と学問を並行する。卒業後、海外販路開拓と原料栽培の農業の構築をして、2019年社長就任。
2018年農地適格法人の認可を取得し酒造本体を”農業法人”に、2019年焼酎の独自製法で2種の特許を取得。
2020年、全原材料垂水産”ドメーヌ芋焼酎”の誕生
2021年・2022年鹿児島県本格焼酎鑑評会史上初1位連覇(杜氏八木健太郎)
2021年・2022年仏クラマスタープラチナ賞(杜氏八木健太郎)
2021年保有特許が九州地方発明表彰で九州経済産業局長賞受賞
酒造業共通受発注アプリ”クラモール”の先駆的開発。日本醸造協会や大学機関等での講師も務めていた。
講演会のご予約はこちらから
※ご予約の締切は 2024年3月29日(金)まで。
※定員に達し次第、ご予約の受付を終了いたします。