高熱効率・高耐久の鋳造製ポットスチル
「ZEMON(ゼモン)」を共同開発。
三郎丸蒸留所では、富山県高岡市の伝統工芸である高岡銅器の技術を活用した世界初の鋳造製ポットスチル「ZEMON」を高岡銅器メーカーと共同開発しています。「ZEMON」は鋳造の特性によって従来の鍛造製ポットスチルに比べて胴部の銅厚が約2.5倍となり、その高い蓄熱性により燃料消費量を従来のおよそ半分に削減、CO2排出量を抑制します。またこの厚い青銅の耐久性によって80年以上の使用に耐えることが期待でき、資源の有効活用と廃棄物削減にも貢献します。
さらに、この「ZEMON」を自社のみで使用するのではなく世界の蒸留所へ広く発信することで、持続可能なウイスキー業界の実現に努めています。